第4回「さが園芸888運動」推進大会を開催しました!(令和8年7月31日(金) ドゥイング三日月))
稼ぐ農業を実現するため、令和元年度から、生産者をはじめ、県、市町やJAなどの関係者が一体となり、園芸農業を振興する「さが園芸888運動」を展開しています。
この運動の一層の推進を図るため、7月31日(金)に小城市のドゥイング三日月で第4回「さが園芸888運動」推進大会を開催しました。当日は、県内の園芸農業者をはじめとする関係者約380名が参加されました。
知事感謝状贈呈 JAさが神埼地区アスパラガス部会、「にじゅうまる」栽培拠点モデル園生産者(11名)

写真:佐賀県 山口祥義知事(左)とJAさが神埼地区アスパラガス部会 山田部会長(右)

写真:佐賀県 山口祥義知事(中央)と「にじゅうまる」栽培拠点モデル園生産者の皆様
※11名のうち2名が欠席
本県農林水産業の振興に寄与した団体に対して山口知事から「佐賀県農林水産業功労者知事感謝状」を贈呈しました。
今回は「JAさが神埼地区アスパラガス部会」「『にじゅうまる』栽培拠点モデル園生産者」の2者が受領されました。
「JAさが神埼地区アスパラガス部会」は、単位面積あたり収量全国2位を誇る本県の中でも、トップクラスの収量を実現されるとともに、「トレーナー制」の導入による担い手確保の取組により、本県のアスパラガス産地の発展を牽引してこられたことが評価されました。
「にじゅうまる」栽培拠点モデル園生産者の皆様11名は、新品種として市場での評価が確立されていない段階から先駆的に栽培に取り組まれ、栽培技術の確立及び普及に尽力されるとともに、「にじゅうまる」のブランド価値向上に大きく貢献されたことが評価されました。
取組状況報告 ~さが園芸888運動~ 農家所得の向上に向けて 佐賀県農林水産部
佐賀県農林水産部の佐伯農業政策総括監より、運動開始から8年目となる本運動のこれまでの成果と取組、今後重点的に取り組んでいく事項について報告しました。
事例報告① 「第三者継承による小ねぎ栽培への挑戦」 唐津市 松尾恵子 氏
松尾氏は平成31年に、2年間の研修を経て就農されました。就農に当たっては、(一社)佐賀県農業会議を通じて、経営移譲を希望する離農予定の農家からハウスや農業機械を第三者継承により引き継ぎ、円滑な営農開始につなげられました。経営継承には、労働力の確保や栽培技術の習得・向上など、多くのメリットがあった一方で、取り組む際の相談窓口がわからないなど推進上の課題もあることから、当事者の視点で関係者に対し課題や改善点について報告されました。
事例報告② 「産地を牽引するたまねぎ経営の規模拡大と発展」 JAさが白石地区たまねぎ部会 山口竜範 氏
山口氏は地域農業を担う中核的農家としてたまねぎ生産に取り組まれており、更なる規模拡大を目指されています。その取組の一環として北海道派遣に参加され、先進地における大規模経営の事例を視察され、栽培技術や経営手法について学ばれました。派遣を通じて、大規模経営における効率的な作業体系や労働力の確保・活用方法など多くの知見を得られたことなどを踏まえ、今後の経営発展に向けた方向性について報告されました。
講演 「JAなめがたしおさいのかんしょ産地づくりへの挑戦」 なめがたしおさい農業協同組合代表理事組合長 金田富夫 氏

写真:なめがたしおさい農業協同組合代表理事組合長 金田富夫 氏
県外の優良事例として、なめがたしおさい農業協同組合代表理事組合長 金田富夫様から講演をいただきました。
産地の将来を憂い、常識を打ち破り新たな価値を創造するために、多くの関係者が人生を懸けて取り組んでこられたカンショ産地の挑戦の軌跡と、その原動力についてお話しいただきました。成功のポイントとして、店頭販売がまだ珍しかった頃から「焼きいも」を商品として売り込むべく粘り強く販売努力を積み重ねられたこと、食味の良いかんしょ作りのため貯蔵施設の整備や出荷体系の確立、関係者が一体となったことことを挙げられていました。また、モットーとして「改善ではなく改革」というチャレンジ精神の重要性を講演いただき、各種メディアから大きく取り上げられた事例の背景について、出席した農家、行政、関係団体にとって興味深い、有意義な講演をいただきました。
大会決議 JAさが 施設なす部会 部会長 松尾直樹 氏
大会の最後には、佐賀県農業が直面する様々な困難に立ち向かうため、関係者一丸となって取組を進めることを決議しました。
決議では、
・ 収量や品質の向上、経営の規模拡大や多角化などにより経営力を「磨く」
・ 若い人達が農業に魅力を感じるような所得を「稼ぐ」
・ 稼ぐ姿を見せ、新たな担い手を確保し、産地を活性化させ、本県の農業を未来へ「つなぐ」
ことを宣言し、会場からも賛同の拍手を得て、今後も「さが園芸888運動」を推進していくことを申し合わせました。





